若者発!まちプロ レポート【1】

今年も「若者発!まちプロ」で、大学生インターン2名を受け入れました。

「若者発!まちプロ」とは、岡山県生涯学習センターとOEN(岡山県協力隊ネットワーク)主催のプログラムで、大学生が県内の地域おこしの現場を体験するというものです。

今年のまなびとでのテーマは「地域おこしとはなにか?」

昨今、トレンドワードのようになっている「地域おこし」について改めて考えてもらいました。

参加した学生の体験談をぜひご一読ください。


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ノートルダム清心女子大学文学部現代社会学科3年の中川莉佳子です。私は大学で地域学の勉強をしており、地域に関わるという経験を自らの研究に活かしたいと思ったため今回のまちプロに参加させていただきました。

私は3日間で「地域おこし」に対する概念が大きく変わりました。

参加する前は、地域おこしといえば、「人口増加」や「経済発展」を思い浮かべていました。しかし、地域に関わる多くの方々の地域に対する思いや活動についての話を伺い、地域おこしとは、その地域に住む人々にとって望ましい未来に向けて地域を変えていくことだと考えを改めることができました。

国際協力ファシリテーターとしての経験を持つ方のお話の中で「自分の『当たり前』と相手の『当たり前』は同じではない」という言葉が印象に残っています。自分の価値観を相手に押し付けて物事を考えてはいけないということは、地域おこしにおいて重要な考えであるということに気づかされました。

暮らしの豊かさや幸せのあり方は地域や人によって異なるため、その地域の人々が望むような地域を創っていくことが大切だと思いました。その地域にとってプラスになるような活動を小さなことから少しずつ行い、その積み重ねが結果として地域おこしに繋がるのではないかと考えました。

また、3日間で地域に関わる多くの方々と会い、「話す」ということが大切だと実感しました。様々な経験を持った方々と会って話すことで自分で調べただけでは分からないようなことが分かったり、その方々の地域に対する情熱も伝わってきて、とてもワクワクしました。私は限られたコミュニティで会う人としか関わることはありませんでしたが、これからは様々な人と会って「話す」ことを大切にしていきたいです。

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